SNSで発表後、話題沸騰となっている坂口恭平のパステル画の画集です。
「抽象画ばかり描いていた僕は、気づいたら、毎日、畑までの道の風景を描くようになっていた。自分がこの目で見た風景、忘れたくない風景をどうにか現してみたい。畑を始めたことで絵に対する思いも変化した。」(畑までの道/アルテリ10号より)
疫病の中で突然畑をかり、野菜を育てることで生活や内面に変化が生まれ、やがて目に映る全ての風景が祝福されるような絵が誕生した。
畑への道、有明海、空と雲、そして光と影。
パステル画120点とエッセイ「畑への道」(日英バイリンガル)を収録。
2020年の終わりにこの画集が出ること、両手を上げて喜びたい。
著者:坂口恭平 翻訳:サム・マリッサ 装丁:STUDIO 峯崎ノリテル・正能幸介 写真:帆刈一哉、坂口恭平 出版社:左右社 2020.12 3刷 A4判変型並製 150p
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